2018.11.09
ウォーミングアップの重要性
スポーツ障害
試合や主運動において、良い
パフォーマンスを発揮するために、
事前に心身の準備をすることを目的
としたトレーニングを、ウォーミング
アップと言います。
練習、試合開始直後からハイパフォー
マンスを出すには、ウォーミングアップ
がとても大切です。
今回は、ウォーミングアップの効果に
ついて、解説します。
ウォーミングアップの目的
1:パフォーマンスの向上
運動では、体の様々な機能が活動します。
しかし、運動開始直後からハイパフォー
マンスを出せるわけではありません。
あらかじめウォーミングアップを行って
おけば、運動開始時に見られる身体への
負荷が軽減し、より高いパフォーマンス
を出すことができます。
2:怪我の予防
ウォーミングアップには、筋肉の適応能力
を高める、呼吸機能を円滑にする、神経の
伝達速度を高める、筋肉・関節の柔軟性を
高める効果があります。
この効果により、怪我のリスクを下げる
ことができます。
また、神経の興奮が十分であれば、咄嗟の
判断と身のこなしで、怪我を防ぐことにも
繋がります。
3:体温・筋温の上昇
動くことにより、筋肉は収縮します。
収縮することにより、熱エネルギーが
発生し、筋温が上昇します。
体温と筋温とパフォーマンスの関係に
ついての研究では、体温上昇が大きく
パフォーマンスに影響を与えることが
分かっています。また、筋温の上昇に
15分程度必要ということも
分かっています。
しかし、低い気温の中で一気に体温を
上げてしまうと、筋肉の収縮に支障を
きたします。
気温の低いときは、強度の
低いウォーミングアップから徐々に
強度を上げていきましょう。
ウォーミングアップの効果
1:スムーズな筋力発揮
筋温を上げることで、筋肉の粘性が
低下し、筋力発揮がスムーズになります。
また、体温が上がることで、関節内の
潤滑油でもある滑液が分泌され、関節の
動きがスムーズになります。
滑液は一定の体温まで上昇しなければ
分泌されないので、不十分であると
余分な負担が身体にかかり、怪我に
繋がります。
2:関節可動域が広がる
ウォーミングアップによる柔軟性の
増加には、筋肉の粘性低下、拮抗筋
の緊張低下、関節可動域の拡大が関与
しています。
十分に筋温を上げること
で、動きのダイナミクスさと
スムーズさが向上します。
3:エネルギー効率が上がる
徐々に強度を上げていくような
運動を行うことで、組織における
酸素の利用効率が高まります。
酸素をうまく取り込み、筋肉で
効率よく利用できるようになります。
ただ漠然と動くだけでは、より良い
効果を得られることができません。
なぜウォーミングアップをしな
ければいけないのか、どのような
効果があるのかを理解した上で
実施することで、効果はアップ
します。
より良いパフォーマンスを出す
ために、正しいウォーミングアップ
を行いましょう。
次回の藤田執筆回では、ウォーミング
アップの実際について解説します。
【Writer(発行者)】
自律神経専門整体K-style
いわき整骨院
藤田 恭介
【Web site】
オフィシャルサイト
トップページはコチラ
Facebookページはコチラ
ご予約・ご相談・お問合せはコチラ
【Previous Article(前回の記事)】
赤ちゃんからマタニティ・高齢者の方までどんな方でもお気軽にK.styleにご相談ください。INFORMATION
〒761-8073
香川県高松市太田下町1962番地11
Kstyle[いわき整骨院併設]
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 8:30〜12:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
午後 15:00〜19:00 | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯※ |
[ 休診日 ] 木曜午後・日・祝祭日 ※土曜午後は13:00〜15:00迄
ー完全予約制ー
K.styleへのご予約は
TEL. 087-867-5311
ーお問い合わせフォームー
K.styleへお気軽にご相談ください
ENTERお悩みの方へ
お悩みの方へ