2019.11.18
身近な漢方 part2
アトピー&乾癬&自己免疫疾患
以前、漢方薬で実は身近にあるものを紹介しましたが、
今回はその第二弾です。
①七味
うどんの薬味でよく使用される七味ですが、
起源は江戸時代に漢方薬をもとに
生薬を組み合わせて作られたそうです。
現在、作っているお店により中身が違いますが、
これに含まれる代表的な漢方薬は
『陳皮』と呼ばれるものです。
陳皮とはみかんの皮を乾燥させたもので、
消化器系や咳などに効果があるとされております。
漢方薬では、
・香蘇散(こうそさん)
・平胃散(へいいさん)
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
・六君子湯(りっくんしとう)
・二陳湯(にちんとう)
などに含まれております。
また、体を温める作用の生姜も含まれることが
あります。
ただし、注意点として七味は唐辛子が主原料です。
唐辛子は胃や腸管の粘膜の炎症を起こしやすいので、
摂り過ぎに気を付けてください。
②シナモン
シナモンと言われるとお菓子やスウィーツを
想像されると思いますが、
これもれっきとした漢方薬のひとつです。
『桂皮』と呼ばれています。
風邪の漢方薬の中に
入っていることがあります。
作用は体を温める作用や消化器の働きを
回復させる作用が期待されています。
・安中散(あんちゅうさん)
・柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
・桂枝湯(けいしとう)
・桂枝人参湯(けいしにんじんとう)
・桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
などに含まれます。
このシナモン(桂皮)ですが一つ注意点があり、
摂り過ぎると肝機能障害を起こす恐れがあります。
シナモンに含まれるクマリンという成分が
過剰に体内に入ると肝機能障害を引き起こします。
一日に八つ橋だと20~29枚以上食べると
過剰摂取になります。
一日にシナモントースト、シナモンコーヒー、チャイ、
くらいだと上限は超えることはありません。
ただし、シナモンのサプリメントを摂っている方は
注意が必要です。
ちなみにシナモンは
世界最古のスパイスになるそうです。
③カレー
今日本人で一番身近な漢方といえば、
カレーライスになると思います。
カレーには多くのスパイス(香辛料)が
使用されていますが、
そのスパイスが漢方薬としても
使われております。
・ウコン
・ショウガ
・ニンニク
が入っております。
また、作り手により多少違いがありますが、
他のスパイスもインドでの伝統医学
アーユルヴェーダをもとに作られております。
ですので、消化器を活発に働かせる作用などが
あります。
まだまだ漢方薬のもとになっているものや
漢方の考えで作られているものが
多く存在しますので、
残りは今後ご紹介します。
【Writer(発行者)】
自律神経専門整体K-style
いわき整骨院
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